旅は道連れ  ボルドーへの道のり | サスライノヒビ

旅は道連れ  ボルドーへの道のり

Kyoちゃんが
「次はどこを目指すんですか?」
と訪ねた。

「明日、ボルドーへ行くねん」
「え?私もボルドーに行く予定なんです」

じゃぁ、一緒に行こう。
とまた明日会う約束をして
お互いがホテルに帰った
レンヌの夜。

約束通り
次の日、駅で再び会い
二人でボルドーを目指した。

しかし、なぜだろう。
電車は時間通りに来ない。

ナントという駅で
乗り換えが必要な私たちは
きっとその時間には乗れない。

乗り換え電車に
乗れないなぁ、と思いながら
でも、また次の電車が
すぐ来るのだろう。と
遅れてやってきた電車に乗ったのだけど
電車の中で
夜まで次の電車はないと言われる。

なにー??

そしてさらに
電車のトラブルで
とりあえず途中で電車をおろされ
そこからバスで
ナントの駅まで行かなければ
ならないという。

それでナントに行っても
電車に乗れないんだったら
レンヌまで帰って
別のルートで行った方が懸命か?
と駅員に聞いたら
「そうだね。パリまでいって
 再びボルドーを目指した方がいいかも」と言われ
レンヌまで戻り
駅員に再び聞いたら
「レンヌからナントまでバスで行って
 そこから14時発の電車に乗れば
 18時過ぎにはボルドーに行ける」

何が本当かわからないので
何度もその情報はほんまか?と
念を押し
ほんまや、ということになり
新しいチケットをもらい
コーヒーブレイクをはさんで
いざ出発。

朝、駅で待ち合わせをしたのが
8時半。
ボルドー着が18時15分。

約10時間に及ぶ
ロングジャーニー。

一人だったら不安だったり
泣きそうになりそうな状況だけど
二人だったので
大丈夫だった。

お互いの持ち寄った
食べ物を食べながら
ピクニック気分で
いろんな話をしまくり
充実した時間を過ごす。

パティシエの彼女とは
食べ物の話でも
盛り上がりまくった。

彼女とは明日も一緒にボルドーをまわる。

明日は
私のトラブル体質が
出てこないことを祈る。