アルルへ向かう | サスライノヒビ

アルルへ向かう

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フランス滞在の最後をどこで過ごすか悩んだ。


アルルに行くか。
アビニョンへ行くか。
パリへ戻るか。


ずーーーーっとガイドブックとにらめっこした結果
またまた直感で
アルルへ向かうことにした。


アルルには
ゴッホが見た数々の景色がある。


昔。
子供の頃
彼の描いた
「ひまわり」が好きになれなかった。
理由はわからない。
でも、なんで世の中の人が賞賛するのかわからなかった。
なんだかかわいそうなひまわりに見えた、


でも、今年からだと思う。
彼の絵が
私を引きつけた。

なんでかはやっぱりわからない。
たびたび美術館などで見る彼の絵は
いつも私の足をひきとめた。


そして旅に出る前。
ひょんなことで行ったカフェに
彼の「夜のカフェ」という
絵のポスターがはってあった。


あ。夜のカフェだなぁ、、、

と思っていたら
次の日
母のお友達に会いに行った時に
彼女が
「この間ゴッホ展に行って、

大好きな「夜のカフェ」を生で見たのー」
と興奮気味に話し
ゴッホのポストカードをくれた。


なんとなく
そのポストカードを
お守り変わりにこの旅に持ってきていて
時々眺める時がある。


そんなこんなで
なんとなくゴッホに縁を感じている。
勝手に。


だからアルルへ行こう。
と決めた。


彼の見た景色を見てみよう。


エクスからムスティエサントアマリーへ行ったその日。

ハードにも夕方から
バスでアルルへ向かった。


バスの運転手の親父がフランス語しかしゃべれず
英語で話しかけると
キレられたりしたので
すっかりへこみながらバスに乗り、
あれ?この直感は間違ったかなぁ。。。
と思っていた時。


窓から見える夕日と
空のコントラストが
なんとも最高だった。


ゆるす。
許すよ、親父。


さて。
アルルには何が待っているのか。