謎の名店 in プラハ | サスライノヒビ

謎の名店 in プラハ

レストラン

プラハ滞在中
3回も通ってしまったレストランがある。

プラハに着いた初日。
とりあえず
ご飯でも食べにいこう。と
ホテルの人におすすめレストランを聞いて
出かけたのが
レストラン「Ever Green 」だ。

外から1歩入ると
そこはもう独自の時間の流れる場所。
書斎のようなスペースになっていて
下へ続く階段がある。

階段を下りて
再びドアを開けると
素敵な笑顔の男性が迎えてくれる。

雰囲気と第一印象は
文句なしに合格である。

そして
問題の料理。

これが
ものすごく
ものすごく
美味しいのだ。

チェコ料理をはじめて食べる私たちに
ものすごく良い印象を与えてくれた。

スターターも
メインも
デザートも
もう
すごく
繊細な味付けで
大満足だ。

yuちゃんはロンドンで
イタリアレストランで
働いているのだけど
「1度の滞在中に何度も来るお客さんがいて 
 その人の気持ちが今まではわからなかったけど
 今回わかった」
と言っていた。

そう。
その通りだ。
あまりに美味しいから何度でも通って
色んな料理を試したくなるのだ。
この雰囲気も
一度だけじゃなくて
何回も味わいたくなるのだ。

そして
2度目の訪れたのは
yuちゃんが帰る前日。

ドアを開けると
笑顔のサービスが素敵な彼が
「あ」
という顔で迎えてくれた。

1度目に頼んで
なかったお料理を聞いてみると
やっぱり今回もなかったので
彼がおすすめしてくれた別の料理を頼む。

やっぱり美味しい。

なんだろうね。
この美味しさは。
ここのシェフはいったいどんな人なんだろう。
きっと女性に違いない。

なんて勝手な想像をしながら
二人で満足しまくって
ガツンガツン食べた。

そして
yuちゃんが帰っても
一人でここに来よう、と決めた。

3度目訪れたのは
私がプラハを去る前日。

ドアを開けると
笑顔のサービスが素敵な彼が
やっぱり
「あ」
という顔で迎えてくれ
そして
私の後ろにyuちゃんがいないかどうか
確かめるそぶりをした。

かわいいなぁ、
おじちゃん。

「一人でもいい?」
と聞くと
再びにっこり微笑んで
暖炉の見える席に案内してくれた。

暖炉の火をみながら
周りの人の何語かわからない話を聞きながら
ワイン、スターター、メイン、デザートと
全て完食。

本当に美味しいし
本当に素敵なお気に入りのレストラン。

とりあえず私たちが手に入れたシェフ情報。
シェフは太っているということと
男性だということ。
本当にいったいどんな人が
あんなに美味しい料理を作っているんだろう。

誰かプラハに行く方がいたら
ぜひ
訪れてください。

確実に
ほっぺたが落ちます。